椎間板ヘルニア

こんにちは西原です。

今回は『椎間板ヘルニア』についてです。

腰の痛みやお尻から太ももにかけての痛みや痺れで、

整形外科に行かれた事はありませんか？
そして検査ではレントゲンやMRIを撮り、「椎間板ヘルニア」と判断されませんでしたか？

整形外科で椎間板ヘルニアと判断されると腰に対して牽引やリハビリマッサージ・電気治療、また痛み止めの薬や湿布を処方されて様子をみて下さいと言われませんでしたか？

また整骨院に行くと痛みのある腰に対してマッサージをされたり電気を当てられたり、場合によっては骨盤の矯正と言ってバキバキしませんでしたか？

この記事を見て頂いているほとんどの方は、

『一時的に痛みや痺れが緩和するけど、すぐに痛みがぶり返す』

って感じませんでしたか？

この治療方法は、あくまでも一時的な緩和であり、その場しのぎの施術にしかならない為すぐに痛みや痺れが再発してしまいます。

厚生労働省の調査では椎間板ヘルニアが原因で腰痛が引き起こされる人の割合は10%にも満たないと言われています。
どういう事かというと椎間板ヘルニアと判断されていたとしても、
ほとんどの人は椎間板ヘルニアとは関係なく腰痛になっているという事です。

椎間板ヘルニアによる腰の痛みやお尻から太ももにかけての痛みや痺れの場合も
結果として腰やお尻・太ももに痛みや痺れが出ているだけであって
痛みや痺れの根本的な原因は別の場所にある可能性が高いのです。

ですので整形外科や整骨院、マッサージなどで痛みの出ている腰に対して牽引やリハビリマッサージ・電気治療、また痛み止めの薬や湿布をしても椎間板ヘルニアの根本原因がそこにはないため良くなる事はほとんどありません。

レントゲンやMRIを撮って、たとえ椎間板ヘルニアと判断されたとしても
あなたの腰の痛みやお尻から太ももにかけての痛みや痺れの原因は椎間板ヘルニアとは関係のない可能性が高いという事です。

何が原因で椎間板ヘルニアになってしまうのかと言いますと

『腰椎が動き過ぎてしまっているから』

腰椎が動き過ぎてしまう事によって椎間板に圧力がかかってしまい、
椎間板がはみ出てしまいます。
それが神経を圧迫してしまい痛みや痺れを引き起こしてしまいます。

なぜ腰椎が動き過ぎてしまうのか
これは「股関節の動きが悪いから」です。

基本的には股関節が硬くなってしまうと股関節は内側に捻れてしまいます。
股関節が内側に捻れてしまうと骨盤は過度に前に倒れてしまいます。
骨盤が前に倒れてしまうと腰椎が反り上げてしまうのです。
つまり反り腰の姿勢です。

骨盤が前に倒れてしまう事を防ぐ事が出来たら
椎間板ヘルニアにはなりません。

股関節を柔らかくして骨盤正しい位置に戻してあげれば
腰椎が反らないため椎間板ヘルニアにはなりません。

椎間板ヘルニアを根本的な改善させるには股関節の動きが重要と考えています。

当院では、あなたの椎間板ヘルニアの根本原因がどこにあるのかを
当院独自の検査法で調べていきます。

椎間板ヘルニアの根本原因は一人一人違うとは思いますが前述しました通り、当院では股関節の硬さが重要と考えていますので
まずは股関節の硬さを確認して股関節が柔らかくなるように施術をしていきます。

椎間板ヘルニアと判断された方で股関節周囲の筋肉で硬くなりやすいのは

①太もも前の筋肉
②お尻の筋肉
③お腹の筋肉

の3つが多いです。

これらの筋肉の硬さを取っていく事により股関節の動きが改善され
骨盤が過度に前に倒れる事がなくなり腰が反る事もなくなります。

腰が反らなくなると椎間板が圧迫される事がなくなり痛みや痺れがなくなります。

椎間板ヘルニアを「その場しのぎの治療」ではなく「根本改善させる治療」が重要です。

改善させるには根本原因に対する施術はもちろんですが、
日常生活での注意点や必要なセルフケアをしっかり行う事も重要になります。

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